★ 「勧誘目的の参加者はシャットアウト」の安心感 ★
フレンドリンク異業種交流会に参加する人の大半が、ビジネスパートナーを求める起業家や経営者、その予備軍たち。半数程度がこれから起業・独立をを目指す会社員などだ。参加者数は毎回５０〜６０人。つねに会場が満杯になるぼどの盛況が続いている。人気の理由は主宰者の運営方針にある。
「異業種交流会のクオリティは、参加者がどんなメンバーなのかで大きく左右されます。いざ行ってみたら、しつこい勧誘受けて困ったというのでは、次回から参加する気になれませんよね。そこでこの会では事前にできる限り、勧誘目的の人物をお断りすることで参加者に迷惑がかからない配慮をし、交流の質を保つ努力をしています」
そう語るのは代表の諏訪功さんだ。人と人が出会えぱ、そこで何かが必ず起こる。もちろん、「悪い何か」は極力排除する。一方で「良い何か」が少しでも起きやすいよう、講演などは行わず、参加者同士が出会う機会を増やすことに徹している。
「２時間ほどの限られたチャンスを無駄にせず、とにかく求める人と出会ってほしい。それがこの会のコンセプト。つかんだチャンスをその後どう活用していくかは、その人たちしだいです」
フレンドリンク異業種交流会は、誰でも参加可能な会だけでも、東京で月２回開催。加えて、諏訪さんが会社員時代に勤務していた関西でも、パートナーに委託して月１回開催している。
★ 女性向けや起業家向けのスペシャル交流会も開催 ★
「昨年から女性限定の会も始めました。異業種交流会は数多いですが、女性が気軽に参加して仲間をつくれる会は、まだまだ少ないのが実情です。そこでこれは女性だけに限定。運営も女性に任せ、男の私は参加していません」
女性の会も着々と人数を増やし、毎回２０人ほどが参加するまでに成長。順調に軌道に乗ってきているという。さらに、起業家仲間を効率良く見つけ、ともに語り合いたいという声が多かったため、新たに起業家オンリーの交流会もスタートさせた。
「私たちの会にはビジネス上のいろいろなオファーもくるんですよ。実際にネットを通じて人脈づくりができる、ソーシャルネットワーキングサービスの運営企業と提携することになりました。これを活用して当会の参加者がビジネスパートナーを探したり、ビジネスマッチングができるサービスにも取り組む計画です。この会を通じて様々な挑戦機会に恵まれるのは、代表である私自身にとっても同じなんです」 |
